指宿で砂むし温泉と絶景露天風呂へ。砂湯里&たまて箱温泉を体験

2026年9月上旬、友人との2泊3日の鹿児島旅行。

指宿まで来たのなら、やっぱり体験しておきたいのが「砂むし温泉」です。

以前、指宿市街地にある「砂むし会館 砂楽」で砂むしを体験したことがあったので、今回は少し足を延ばして、山川エリアにある「山川砂むし温泉 砂湯里(さゆり)」へ行ってきました。

そして翌日には、すぐ近くにある絶景露天風呂「ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉」へ。

砂の中に埋もれながら波音に耳を傾け、翌日は海を眺めながら露天風呂に浸かる。指宿らしい二つの温泉を楽しんできました。

山川砂むし温泉 砂湯里周辺に立ち上る湯けむり
山川砂むし温泉 砂湯里へ。周辺に立ち上る湯けむりからも、温泉地らしさを感じます。
目次

開聞岳と海に囲まれた「砂湯里」へ

砂湯里があるのは、薩摩半島の南端に近い指宿市山川エリア。

周辺には「薩摩富士」とも呼ばれる美しい山・開聞岳がそびえ、目の前には東シナ海が広がっています。

西大山駅から望む開聞岳
砂湯里を訪れた日はあいにくの雨で開聞岳を望めず。こちらは翌朝、西大山駅から撮影した開聞岳です。

車で向かっていると、あちこちから白い湯気が立ち上っているのが見えてきました。

「温泉地に来たんだな」

そんな実感が一気に高まります。ただ、この日は残念ながらしっかりとした雨。

砂湯里には砂浜に設けられた砂むし場のほか、建物横にも砂むし場があります。今回は雨が降っていたこともあり、屋根のある場所で体験することになりました。

砂湯里近くの展望台から望む開聞岳と東シナ海
翌日、砂湯里の上にある展望台から眺めた景色。右奥に見える山が開聞岳です。

晴れていれば海辺ならではの景色をより楽しめたと思うので、そこは少し心残り。それでも、天候が悪いなかでも砂むしを体験できたのはありがたいところでした。

浴衣に着替えて、いよいよ砂の中へ

受付ではスタッフの方に利用方法を教えてもらい、今回は砂むし温泉とレンタルバスタオルを利用することにしました。

通常料金は大人1,100円で、浴衣代も含まれています。記念タオルとレンタルバスタオルはそれぞれ別料金なので、タオルを持参すれば、その分の費用を抑えることもできます。

砂むしでは頭の下にタオルを敷くため、小さなタオルは必須です。持参するか、現地で記念タオルを購入しましょう。

訪問時には、スタッフの方にスマートフォンを預け、砂むし中の写真を撮影してもらえる有料サービスもありました。砂むし中は自分たちで撮影するのが難しいので、旅の記念写真を残したい人にはうれしいサービスです。

浴衣姿で山川砂むし温泉 砂湯里の砂むしを体験する様子
浴衣姿で砂の上へ。スタッフの方に砂をかけてもらい、身体全体をじっくり温めます。

浴衣姿のまま仰向けになり、スタッフの方が身体の上へ少しずつ砂をかけてくれます。

「熱さや重さは大丈夫ですか?」

と声をかけてもらいながら、足元から身体全体が砂に覆われていきました。

これが、思っていた以上にずっしり。ところが苦しいというより、砂の適度な重みと地面からじんわり伝わってくる熱に、身体を包まれている感覚が心地いいんです。

砂の重みと波音に身を任せる

砂湯里で砂むし温泉を体験している様子
砂に身体を預けながら、じんわりと伝わる熱と波の音を味わいます。

砂むしに入っていると、しばらくして身体からじんわりと汗が出てきました。僕たちは視界に入る時計を確認しながら、15分ほど砂の中で過ごしました。

そして、砂湯里で特に印象に残ったのが波の音です。目を閉じていると、すぐ近くの海から打ち寄せる波の音が聞こえてきます。

この日は天候が荒れ気味だったこともあって、穏やかな波音というより、自然の力強さが耳へ直接飛び込んでくるようでした。スマートフォンも手元になく、できることは砂の中で横になっているだけ。

普段は何かを見たり、調べたり、撮影したりしている時間が多いからこそ、何もしない時間がなんだか新鮮でした。

砂の重みと温かさ、そして波音。身体だけでなく頭まで少し休まっていくような、ちょっとしたデジタルデトックスの時間になった気がします。晴れた日の砂湯里も、いつか改めて体験してみたいところです。

砂を流して温泉へ。湯上がりにはマンゴーサイダー

砂むしを終えたら、自分で起き上がって身体についた砂を払い落とします。その後は浴場へ移動。かけ湯で身体についた砂をしっかり流し、浴衣を脱いで温泉へ入りました。

砂湯里の泉質は塩化物泉。源泉温度は86℃で、加水した源泉かけ流しの温泉です。

砂むしですでに身体が温まっているところへ、さらに温泉に浸かるので、湯上がりには身体の芯までぽかぽか。友人は驚くほど汗をかいていて、僕自身も入浴後はかなりすっきりした感覚がありました。

砂湯里の湯上がりに飲んだマンゴーサイダー
砂むしと温泉のあとは、マンゴーサイダーでひと休み。温まった身体に冷たい炭酸が心地よい一杯でした。

湯上がりには売店で見つけたマンゴーサイダーを1本。

温泉で温まった身体に、冷たい炭酸とマンゴーの甘さが心地よく、「鹿児島に来たな」と感じられる一杯でした。

訪問時には、温泉の熱を利用した温泉卵づくりも案内されていました。この日は雨だったため体験しませんでしたが、時間に余裕があれば、砂むしと合わせて楽しんでみてもよさそうです。

翌日は「たまて箱温泉」の絶景露天風呂へ

そして翌日に訪れたのが、砂湯里のすぐ近くにある「ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉」です。

ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉
翌日は「ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉」へ。海を望む絶景露天風呂が待っています。

ここには、西側の「和風露天風呂」と東側の「洋風露天風呂」があり、男女が日替わりで入れ替わります。

  • 和風露天風呂(開聞岳側):奇数日は女性、偶数日は男性
  • 洋風露天風呂(竹山側):奇数日は男性、偶数日は女性

開聞岳を眺めながら入りたい場合は、男性なら偶数日、女性なら奇数日を選ぶことになります。

砂湯里の受付でこのことを教えてもらっていたので、「せっかくなら開聞岳側に入りたい」という人は、旅行の日程を組む段階で確認しておくのがおすすめです。

たまて箱温泉近くの展望台から望む東シナ海と開聞岳
たまて箱温泉から歩いて行ける展望台からの景色。開聞岳と東シナ海が広がる、山川エリアらしい眺望です。

露天風呂に入ってみると、何より驚いたのが、その開放感。目の前には空と海が広がり、視界を遮るものがほとんどありません。

「この景色の中で温泉に浸かっている」

それだけで、普段の温泉とはまったく違う非日常感があります。

泉質はナトリウム・塩化物強塩温泉。源泉温度は100.4℃で、加水したかけ流しです。潮風を感じながら湯に浸かり、熱くなってきたら少し身体を休める。

温泉そのものはもちろんですが、海と山を眺めながら何もせず過ごす時間そのものが、たまて箱温泉の魅力なのだと思います。

砂湯里とたまて箱温泉は同じ日に巡る?

砂湯里とたまて箱温泉周辺にある山川製塩工場跡
砂湯里やたまて箱温泉の周辺には、山川製塩工場跡もありました。

砂湯里とたまて箱温泉は住所を見るとすぐ近くですが、実際に利用するとなると、それぞれ受付や着替えが必要です。

僕たちは砂湯里を訪れた日が雨だったこともあり、同じ日に無理して移動せず、たまて箱温泉は翌日に訪れました。結果としては、そのくらい余裕を持って巡るのもよかったと思います。

一方、両方を同じ日に楽しみたい人には、砂湯里+たまて箱温泉の共通券もあります。

2026年9月時点では大人2,000円で、タオル類は別料金。さらに、たまて箱温泉にあるカフェのMサイズドリンクが1杯付いています。ただし、GWやお盆、シルバーウィーク、年末年始などの特別期間には共通券は販売されません。

指宿らしい二つの温泉を楽しんで

砂湯里で砂むし温泉を楽しむ様子
砂の温かさと重み、そしてすぐ近くから聞こえる波の音。砂湯里ならではの時間を過ごせました。

晴れた日に開聞岳を眺めながら砂浜で砂むしを楽しみ、そのあと絶景の露天風呂へ――。そんな流れができれば理想的だと思います。

今回は雨もあり、砂湯里では思い描いていた青空と海の風景には出会えませんでした。

それでも、砂の重み、身体へじんわり伝わる熱、耳に残る波の音。そして翌日に味わった、海を目の前にした露天風呂の開放感。

二つを巡ったからこそ、「温泉地・指宿」の魅力を少し深く味わえたように思います。

天候に左右される部分もありますが、それもまた旅のひとつ。指宿・山川エリアを訪れるなら、砂湯里とたまて箱温泉を旅程に組み込んでみてはいかがでしょうか。

山川砂むし温泉 砂湯里の基本情報

山川砂むし温泉 砂湯里の施設
開聞岳と東シナ海を望む山川エリアにある「山川砂むし温泉 砂湯里」。
施設名山川砂むし温泉 砂湯里(さゆり)
住所〒891-0511 鹿児島県指宿市山川福元3339-3
営業時間8:30〜17:00(受付終了16:30)
通常料金砂むし:大人(中学生以上)1,100円、小人(小学生以下)600円 ※浴衣料込み
特別期間料金砂むし:大人1,500円、小人750円
タオル記念タオル300円/レンタルバスタオル300円 ※持参可
定休日毎週水曜日(祝日の場合は翌日)※荒天時は休業する場合あり
アクセスJR山川駅から車で約10分/バスで約20分
泉質塩化物泉
源泉温度86℃(実測値)/加水・源泉かけ流し
浴場備品設備上、石けん・シャンプー等は使用不可
駐車場普通車40台
公式情報いぶすき観光ネット「山川砂むし温泉 砂湯里」

ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉の基本情報

ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉の周辺風景
東シナ海を望む絶景露天風呂「ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉」。
施設名ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉
住所〒891-0511 鹿児島県指宿市山川福元3340-2
営業時間9:30〜19:30(受付終了19:00)
通常料金大人(中学生以上)900円、小人(小学生以下)450円、3歳未満無料
特別期間料金大人1,500円、小人700円、3歳未満無料
タオル記念タオル300円/レンタルバスタオル300円 ※持参可
定休日毎週木曜日(祝日の場合は翌日)
アクセスJR山川駅から車で約10分/バスで約14分(たまて箱温泉停留所下車)
男女入替和風露天風呂(開聞岳側):奇数日 女性・偶数日 男性/洋風露天風呂(竹山側):奇数日 男性・偶数日 女性
泉質ナトリウム・塩化物強塩温泉
源泉温度100.4℃/加水・かけ流し
備品シャンプー・リンス、ボディソープ、ドライヤー
駐車場普通車70台
公式情報いぶすき観光ネット「ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉」

※料金・営業時間・休館日などの情報は2026年9月27日時点の公式情報をもとに掲載しています。GW・お盆・シルバーウィーク・年末年始などは特別料金や営業日が設定される場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。

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本記事は、取材や体験に基づいた一次情報をもとに、AIツールを活用して構成案を作成し、筆者が内容を編集・レイアウト調整しています。最終的には人の目で確認のうえで公開しています。

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