2026年9月上旬、友人との2泊3日の鹿児島旅行。
鹿児島市で迎えた夜、「せっかくなら鹿児島の郷土料理をいろいろ食べられるお店へ行きたい」と探して、訪れたのが天文館にある「吾愛人(わかな)」です。
鹿児島には、黒豚や地鶏、きびなご、かんぱち、さつま揚げ、芋焼酎など、気になるものがたくさんあります。吾愛人は昭和21年創業。名物のみそおでんをはじめ、六白黒豚や鹿児島の魚介、郷土料理、焼酎まで幅広く味わえるお店です。
訪れたのは平日の月曜日。予約はしていませんでしたが、運良く2人並んでカウンター席へ案内してもらえました。
2022年にリニューアルされた本店は、きれいで落ち着いた雰囲気。カウンター越しには料理人の方々が次々と料理を仕上げていて、その仕事を眺めながら料理を待つ時間も印象に残っています。
鹿児島の郷土料理をいろいろ注文
吾愛人のメニューを見ていると、鹿児島らしい料理が本当に豊富です。
今回、主にいただいたのはこちら。
- 錦江湾かんぱちの刺身
- 名物のみそおでん
- 六白黒豚のとんかつ
- 吾愛人さつま汁
- 焼きおにぎり
魚、肉、郷土料理と少しずつ注文していくだけでも、鹿児島の食を幅広く楽しめます。
旅先では「黒豚も食べたいけれど魚も気になる」「郷土料理も試してみたい」と、どうしても食べたいものが増えてしまいます。そんな旅行者にとって、一軒でいろいろな鹿児島の味に出会えるのはうれしいところです。
錦江湾かんぱちの刺身を味わう
まずいただいたのが、錦江湾かんぱちの刺身です。
鹿児島を旅していると、桜島周辺などでも「かんぱち」の文字をよく目にしました。
桜島を訪れた際には食べる機会がなかったので、「鹿児島にいるうちに食べてみたい」と思っていた魚のひとつ。吾愛人でようやくいただくことができました。


鹿児島というと黒豚や地鶏といった肉料理を思い浮かべていましたが、今回の旅行では魚介のおいしさにも何度も出会いました。
肉も魚も楽しめる。そんな鹿児島の食の幅広さを、あらためて感じます。
名物みそおでんは想像と違った
今回、特に印象に残ったのが吾愛人名物の「みそおでん」です。
注文する前、「みそおでん」と聞いて僕がイメージしていたのは、おでんに味噌をかけたり、つけたりして食べるもの。
ところが、実際に出てきたものは少し違いました。
おでんそのものが、味噌仕立ての出汁でじっくり煮込まれています。


公式サイトによると、このみそおでんは白みそ仕立てで、先代から70余年にわたって出汁を継ぎ足しながら受け継がれてきた味なのだそう。



静岡で食べた味噌おでんとは、また違ったおいしさ
具材は、大根や地たまご、豆もやし、こんにゃく、厚揚げ、手造りさつま揚げ、黒毛和牛の牛すじ、六白黒豚の三枚身など20種類以上が用意されています。
「これが鹿児島のおでんなんだな」
知っている料理でも、地域が変われば作り方や味わい方が変わる。こうした食文化との出会いも、旅先で郷土料理を食べる楽しさだと思います。
鹿児島に来たなら六白黒豚も
そして、鹿児島に来たからには食べておきたかったのが黒豚です。
吾愛人では黒豚料理も充実しており、今回は六白黒豚のとんかつをいただきました。


今回の鹿児島旅行では指宿でも黒豚料理をいただきましたが、料理によって違った楽しみ方ができるのも黒豚の魅力です。
かんぱちの刺身、みそおでん、そして黒豚。料理が増えていくにつれて、テーブルの上に鹿児島らしい味が少しずつ集まっていきます。
さつま汁と焼きおにぎりで締める
食事の締めには、吾愛人さつま汁と焼きおにぎりを注文しました。
さつま汁は、鶏肉や野菜が入った具だくさんの味噌仕立ての汁物です。


旅行中はいろいろな料理を食べる機会が増えますが、最後にこうした温かい汁物をいただくと、なんだかほっとします。
「鹿児島では、こういう味が親しまれてきたんだな」
そんなことを考えながら味わいました。


友人は鹿児島の焼酎も楽しんでいました。鹿児島の料理に鹿児島の焼酎を合わせる。お酒が好きな方なら、さらに楽しみ方が広がりそうです。
一軒で鹿児島の味を楽しめる吾愛人


今回はいろいろと注文しましたが、それでも食べられなかった鹿児島料理がまだまだありました。
- きびなごの刺身
- 手造りさつま揚げ
- 地鶏の刺身
- 六白黒豚のとんこつ
- 串焼き
メニューを見返すと、「あれも食べてみたかったな」と思う料理ばかりです。
価格帯は、気軽に飲み食いする大衆居酒屋というよりも、料理と空間をゆっくり楽しむお店という印象。それでも、一品一品丁寧に作られた料理を落ち着いた空間で味わうことができ、僕としては満足感の高い夕食になりました。
また、カウンターでは一人で食事を楽しんでいるお客さんの姿もありました。友人や家族との旅行はもちろん、一人旅で「鹿児島の郷土料理と焼酎をゆっくり楽しみたい」というときにも利用しやすそうです。
黒豚も食べたい。魚も食べたい。みそおでんも気になる。焼酎も楽しみたい。
そんな鹿児島の夜に、一軒でさまざまな郷土料理を味わえる吾愛人は、うれしい選択肢でした。
次に鹿児島を訪れる機会があれば、今度は今回食べられなかったきびなごやさつま揚げ、串焼きなども注文してみたい。
また足を運びたいと思える、鹿児島旅行の夜になりました。
吾愛人 天文館本店の店舗情報


今回訪れた「吾愛人 天文館本店」の基本情報です。営業時間や休業日などは変更される場合があるため、訪問前に公式サイトや公式SNSで最新情報をご確認ください。
| 店名 | 吾愛人(わかな)天文館本店 |
|---|---|
| 住所 | 〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町9-14 |
| 電話番号 | 099-222-5559 |
| 通常営業時間 | 17:00〜23:00(L.O.22:00) |
| 定休日 | なし |
| 主な料理 | 六白黒豚、みそおでん、さつま揚げ、とんこつ、きびなご、地鶏、鹿児島の焼酎など |
| 公式サイト | 吾愛人 公式サイト |
| 公式Instagram | 吾愛人 天文館本店 公式Instagram |
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