四国旅の記録② 築城の名手 藤堂高虎ゆかりの城「宇和島城」

2024年11月に実現した四国旅の記録パート2。オレンジフェリーで車ごと東予港に到着したのは午前6時頃。そこから宇和島方面へ車を走らせました。三重県と共通点が多い愛媛県の中でも、宇和島は特に親近感を感じています。途中、「千と千尋の神隠し」や「アオアシ」の聖地である下灘駅に立ち寄り、宇和島に到着したのが午前10時頃でした。

下灘駅にて
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宇和島城の石垣を見上げ、天守からの町並みを眺める

宇和島城は築城の名手 藤堂高虎が手掛けた御城です。ただし、宇和島伊達家2代目藩主の伊達宗利により、天守台の石垣を含めて全面的に建て直されたため、藤堂高虎が手掛けた慶長天守の姿はありません。

そうなのか..残念と思った方。まだ、望みはあります。藤堂高虎の城といえば伊賀上野城に代表されるような石垣が見どころです。宇和島城でも藤堂高虎の石垣が残っています。

実は2ヶ月前に熊野市紀和町にある藤堂高虎が築城した赤木城跡を取材しました。そんなタイミングで宇和島を訪れることになるとは思っておらず、宇和島城に呼ばれていたような気がします。

こちらは現存する宇和島城の寛文天守(1661年に伊達宗利が建築)です。大人200円で中に入ることができます。

宇和島城の特徴は水城であり、平山城であることです。水を防御に利用し、平野にある山に築城された見晴らしの良い城。天守からは城内と宇和島の町並みを一望することができました。

限られた時間の中でしたので石垣の細かなところまで見れませんでしたが、導かれるように宇和島城に来れたことに感謝です。

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