香りに酔う、学びに満ちる時間。サントリー山崎蒸溜所を訪ねて

普段あまりお酒を飲まない(飲めない)私ですが、2024年3月中旬にウイスキー好きの友人と一緒に、「サントリー山崎蒸溜所」へ行ってきました。ウイスキーの聖地とも言える場所で、香り、技術、歴史、そして“少量を味わう贅沢さ”に触れ、豊かなひとときを過ごせました。その振り返りです。

目次

サントリー山崎蒸溜所へのアクセスは「京都経由」がスムーズ

サントリー山崎蒸溜所の住所は大阪府とはいえ、ほぼ京都寄りです。私は三重県伊勢市からの移動だったので、まずは近鉄電車で京都駅へ出ましした。近鉄電車を使って京都へ行こうと思うと、乗り換えが複数発生します。私はできる限り乗り換えをしたくなかったので、am6時台にある伊勢市→松阪市→京都へと1回の乗り換えでアクセスできる路線を利用しました。


京都で友人と合流して、JR東海道本線(京都線)で山崎駅まで移動。駅からは徒歩10分程度でサントリー山崎蒸溜所に到着します。阪急線も使えるので、アクセスは比較的便利です。

事前予約は激戦!フリーランスの強みで突破

見学は先着完全予約制で無料!また、工場見学は事前抽選予約(有料)になります。毎月決まった日時の10時から予約受付が始まります。平日とはいえ人気で、すぐ埋まってしまうため、私は事前に日程を調べてアラームをセットして臨みました。フリーランスの強みを活かして、即スタンバイ・即予約に成功しました。迷っていたら埋まってしまうため、事前準備がとても大事です。お仕事等で少しハードルが高いかもしれませんが、予約の際は平日10時でもトライできる友人や家族と連携して、ぜひチャンスを狙ってみてください。

見学の流れ「歴史と香りに包まれる」

当日は受付後、まず山崎ウイスキーの歴史展示を見学。1923年創業、約100年の歴史あるこの蒸溜所では、初期のボトルやラベルなど、洗練されたデザインの資料をじっくりと眺めました。ズラッと並ぶ仕込みボトルの姿も圧巻でした。嗜好品ならではの「大人の世界観」が漂っていて、見ているだけでも豊かな気持ちになりました。

テイスティング体験を香りを味わう贅沢

見学の最後は、お楽しみのテイスティングラウンジへ。山崎ノンエイジ、山崎12年、山崎18を一度に飲み比べできる山崎ブランド体感セットと無色透明な「ニューポット」(蒸溜直後の原酒)をいただきました。※.忘れてしまいましたがそれぞれ10mlだったと思います。

普段飲まない私でも、香りの奥深さに思わず引き込まれました。特に印象に残ったのは「少量で香りを楽しむ」という楽しみ方です。香りを味わいながら、少しずつゆっくり飲むというスタイルに、豊かさと大人の余裕を感じました。チェイサーをおかわりしながらも、身体は赤くはなりました。それでも悪酔いはしませんでしたので、ウィスキーと相性が良いのかもしれません。

山崎ウイスキー18年
山崎ウイスキー12年
山崎ウイスキーノンエイジ

amazonで飲み比べした山崎ウイスキーを調べてみたところ…18年物は720mlで10万以上のお値段がします。樽の中で長い年月を過ごした芳醇なウイスキー。サントリー山崎工場の飲み比べは本当に貴重な体験だったんだなと実感します。

サントリー山崎蒸留所の限定品をお土産にGET

限定品が売り切れになる可能性があるという事前調べがあったので、ラウンジに訪れる前にギフトショップを訪れていました。早い時間帯だったので、限定ウイスキーとおつまみを無事購入。ウイスキーはまだ開封していませんが、いつか大切な日にゆっくり味わいたいと思います。ちなみにおつまみで買った鮭トバ(サケの燻製)やジャーキーはウイスキーの開封に合わせることなく美味しく食べてしまいました。酒は普段飲まずとも、つまみは好き。塩分強めなので、おつまみの食べ過ぎには注意ですね。

香りと豊かなひとときを求めて、次回は工場見学に行ってみたい

今回の訪問で感じたのは、「ウイスキーは量ではなく香りを楽しむ飲み物」ということ。サントリー山崎蒸溜所は普段飲まない私のような人間でも、学びや感性を刺激される体験ができる場所でした。次回はぜひ、抽選制の工場見学コースにも参加してみたいと思います。

ウイスキー好きはもちろん、ものづくりや歴史に興味のある方にもおすすめのスポットです。気になった方は、事前予約のシミュレーションを忘れずに!

サントリー山崎蒸溜所の紹介情報

項目内容
名称サントリー山崎蒸溜所
所在地大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
アクセスJR京都線「山崎駅」から徒歩約10分阪急京都線「大山崎駅」から徒歩約10分
見学ツアー有料・要予約(山崎蒸溜所ツアー、テイスティング付き等)
見学内容原料の紹介、蒸溜工程の見学、ウイスキーの試飲
営業時間10:00〜16:45(最終入場16:00)※ツアー時間により異なる可能性あり
定休日年末年始・工場休業日(要公式カレンダー確認)
予約方法公式サイトよりオンライン予約
入場料無料見学なし/ツアーは有料(例:2,000円〜)
売店・ショップオリジナルグッズ・限定ウイスキーの販売あり
カフェ/ラウンジテイスティングカウンターあり(山崎ブランド試飲可能)
注意点20歳未満の方は試飲不可/飲酒運転禁止/撮影制限あり
公式サイトhttps://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/

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