沼津港深海水族館で深海を探索!冷凍シーラカンスは必見です

沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム

静岡旅行の目的地のひとつとして、以前から行ってみたかった「沼津港深海水族館」に行ってきました。

正式には「沼津港深海水族館〜シーラカンス・ミュージアム〜」。静岡県沼津市の沼津港近くにある、深海生物をテーマにした水族館です。さらに「生きる化石」として知られるシーラカンスをじっくり学べるスポットでもあります。

沼津港という名前の通り、周辺には漁港らしい空気があり、海鮮丼のお店やお土産店、カフェ、アトラクションなども集まっています。水族館だけを目的にしても楽しめますが、港全体を歩いているだけでも、半日以上過ごせてしまうような場所でした。

目次

港町にあるコンパクトでコアな水族館

水族館の規模としては、ものすごく巨大というより、テーマをぎゅっと絞った施設という印象を受けました。

ただ、そのテーマ「深海生物とシーラカンス」がとても濃いんです。

沼津港深海水族館は、駿河湾の特性を活かした水族館です。駿河湾は日本で最も深い湾として知られ、最深部は約2,500mにも達します。その深い海にすむ生き物をテーマにしているのが、沼津港深海水族館なんです。

館内に入ると、最近訪れた水族館とはまた違う、深海を思わせる静かな雰囲気が広がっていました。独特の姿をした生き物たちが、ゆっくりと水槽の中を漂っています。

鮮やかな赤色の体、ゆったりとした動き、少し不思議で、少しグロテスクな姿。じっと見ていると、その変わった形にも色にも、ちゃんと理にかなった意味があることがわかってきます。

深海魚の不思議を学ぶ

港町にあるキンメダイのモニュメント

今回特に印象に残ったのは、深海生物の「なぜそうなっているのか」を知れる展示です。

たとえば、キンメダイのように赤い体をした深海魚が多い理由をご存じですか?

地上で見ると赤はとても目立つ色ですが、深い海の中では赤い光が届きにくくなります。そのため、赤い体はむしろ周囲に溶け込みやすくなるそうです。

つまり、深海では赤が目立つ色ではなく、身を守る色になるんですね。

こういう話を知ると、ただ「珍しい魚を見た」で終わらず、生き物の姿がそのまま環境への適応に見えてきます。過酷な環境で生き残るための工夫が、体の色や形に現れているのだと感じました。

発光するヒカリキンメダイは撮影できなかったので、立派なダイオウグソクムシをどうぞ

発光する生き物の展示も面白かったです。

暗闇の中でキラキラと発光するヒカリキンメダイは、目の下のあたりに発光器官があります。発光器官には発光バクテリアが共生していて、その部分を動かすことで、光のオン・オフを切り替えているそうです。

イセヒヨ

ふむふむ、なるほど。

単純に光っている部分が点滅しているのではなく、見え方を操作しているという仕組みを知れるのが楽しいところです。

深海は、自分では簡単に行けない世界です。未知なる世界の生き物たちの工夫を、目の前の水槽で見られることが、沼津港深海水族館の大きな魅力だと感じました。

シーラカンスの迫力

そして、沼津港深海水族館といえば、やはりシーラカンスです。「シーラカンス・ミュージアム」の名の通り、後半の展示ではシーラカンスの存在感をしっかり体感できます。

館内には、なんとシーラカンスの冷凍個体2体と剥製3体が展示されています。シーラカンスという名前は、教科書などで一度は聞いたことがある人も多いはずです。

僕自身も「生きる化石」という言葉とセットで知ってはいました。でも、実際にシーラカンスを見ながら解説スタッフさんの説明を聞くと、知っていたつもりの生き物が、ぐっと立体的に見えてきました。

ヒレのつき方、体のつくり、尾びれの形。魚でありながら、どこか爬虫類や両生類につながっていくような雰囲気もあります。

シーラカンスは限られたエリアの水深200mから600m付近に生息しているそうです。未知なる世界である深海で、太古より生き続けてきた存在。そう思うと、目の前にある標本が、ただの展示物ではなく、長い時をくぐり抜けてきた歴史の軌跡のように感じられました。

水産業が支える学び

今回訪れて、改めて感じたことがあります。水族館は、生き物を展示する場所であると同時に、その土地の産業や環境と深くつながっている場所なんだということです。

深海生物を展示するには、ただ水槽があればいいわけではありません。

漁師さんがいて、漁港があり、駿河湾という海がある。そして、生きたまま運び、弱らせずに飼育する技術がある。そんな積み重ねの上に、沼津港深海水族館が成り立っているのだと思います。

沼津港周辺には、魚市場や飲食店、お土産店、水族館が近い距離で集まっています。深海魚や地魚を味わえる海鮮丼・寿司・浜焼きのお店、カフェやお土産店などが立ち並び、港全体で観光を楽しめる雰囲気がありました。

海鮮丼 佐政の駿河丼

沼津港深海水族館で深海生物やシーラカンスを観賞した後は、美味しい海鮮を食べたり、お土産を見たり、港を歩いたりできる。

そんな一連の流れがとても自然で、観光地としての一体感がありました。

僕が住む伊勢志摩にも、鳥羽水族館や伊勢シーパラダイスがあります。だからこそ、沼津港のように、水族館と水産業、飲食、観光がつながっている雰囲気は、とても勉強になりました。

次は早朝から訪れたい

メンダコモニュメント

今回少し残念だったのは、人気のメンダコを生きた姿では見られなかったことです。

映像やモニュメントでは楽しめましたが、やはり一度は水槽の中で動いている姿を見てみたい。生き物の展示は、その時期や状態によって変わるものなので、ここは運もありますね。

秋から春にかけても狙い目かもしれません

訪問時に見た館内展示によると、駿河湾で深海魚を獲る底引き網漁(トロール漁)は、9月上旬・中旬頃から翌年5月中旬頃までとのこと。夏場(5月中旬頃〜8月頃)は禁漁期になるようです。深海生物の展示をより楽しみたい場合は、秋から春にかけて訪れてみるのも良さそうです。

また、訪れてから「朝の沼津港も見てみたかった」と感じました。

水族館は10時オープンですが、港そのものは朝の空気も魅力のひとつ。競りの見学なども事前に調べて旅程に組み込めば、沼津港をもっと深く楽しめたかもしれません。

僕が訪れた日は雨で、展望台からの景色までは楽しめませんでした。晴れていれば、港や海、遠くの景色まで見渡せたのだと思います。

沼津港水門展望施設びゅうお

とはいえ、そんな心残りを差し引いても、深海生物とシーラカンスにじっくり向き合い、沼津港を散策した時間は、とても満足度の高いものでした。

沼津港深海水族館は、ただ珍しい生き物を見るだけの場所ではありません。深い海の不思議を知り、港の産業を感じ、未知なる世界に思いを馳せられる場所でした。

次回訪れるなら、朝の港から歩き始めて、水族館、海鮮、展望スポットまで、沼津港を一日かけて楽しんでみたいですね。

沼津港深海水族館の情報

項目内容
施設名沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム
所在地〒410-0845 静岡県沼津市千本港町83番地
電話番号055-954-0606
入場料金大人(高校生以上)2,200円/こども(小・中学生)1,200円/幼児(4才以上)600円
65歳以上割引200円引き ※証明書の提示が必要
障がい者割引大人(高校生以上)2,000円/こども(小・中学生)1,000円/幼児(4才以上)400円 ※身障者手帳の提示が必要
団体割引20名以上:大人(高校生以上)2,000円/こども(小・中学生)1,000円/幼児(4才以上)400円
年間パスポート大人(高校生以上)7,200円/こども(小・中学生)3,900円/幼児(4才以上)1,800円
公式サイトhttps://www.numazu-deepsea.com
備考沼津港深海水族館には専用駐車場がありません。近隣の有料駐車場などを利用しましょう。

※.料金・アクセス・駐車場情報は変更される場合があります。訪問前には、公式サイトで最新情報を確認してください。

本記事は、取材や体験に基づいた一次情報をもとに、AIツールを活用して構成案を作成し、筆者が内容を編集・レイアウト調整しています。最終的には人の目で確認のうえで公開しています。

沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム

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