2025年5月13日、三重県鳥羽市の中心街に新しくオープンした「トライマート鳥羽一丁目店」。これは、地元スーパー「ぎゅーとら」が出店した小型商業施設で、地域住民の生活インフラとして大きな期待が寄せられているお店です。
本記事では、そんなトライマートができるに至った背景や、お店の様子、そして今後への期待について、実際に訪れた体験を交えてご紹介します。
トライマート鳥羽一丁目店ってどんなお店?


トライマートは、もともとファミリーマートがあった場所にオープンした、ぎゅーとらの小型店舗です。地元の人にとって、ファミリーマートが無くなったことで買い物の不便さが増していたエリアに、新たな希望として登場しました。



挑戦という意味に加え、ぎゅーとらのキャラクター「トライくん」にも由来しているのかもしれません。
まちなかで買い物できるありがたさ
以前は熱烈担々麺 一番亭鳥羽店の近くに「ぎゅーとら」さんがありましたが、閉店。さらにファミリーマートも閉店したことで、鳥羽一丁目では徒歩や自転車での買い物が不便なエリアとなっていました。
そんな中で、トライマート鳥羽一丁目のオープンは周辺住民から「待ってました!」の声が上がるほど、地域の期待が寄せられていました。
店内はどうなっている?


店内は、元コンビニの広さを活かしつつ、ぎゅーとららしいスーパーの品揃えが魅力です。以下のような商品が並んでいます。
- 野菜や果物などの生鮮食品
- お菓子・パン・飲料・冷凍食品
- お惣菜
- 鮮魚・精肉・乳製品などの要冷蔵商品
- 雑貨・日用品・タバコ
お菓子コーナーでは、コンビニのような「ちょい買い」よりも、まとめ買い向けのサイズが多く、地域の家庭向けの品ぞろえとなっています。
利用状況と今後への期待
実際に訪れた際は、ぎゅーとら名物 カツ丼を手にとる男性や生鮮食品などを購入するご年配の女性など、地元らしき人がポツポツと利用している様子が見られました。ちなみに、駐車場は2台分が確保されています。
ただし、日曜定休であることや駐車場の狭さから、車利用者にとってはややハードルが高い印象も。今後の持続的な運営には、地域住民の定期的な利用と、柔軟な運営体制が求められるかもしれません。
地域と一緒に継続していける店づくりが求められる


トライマートのような小型店舗は、地方のまちづくりや高齢化社会への対応の一端を担う存在として注目されています。
過疎化が進む地域で、日常の買い物ができる場所があることは、生活の安心にもつながります。「ただのお店」ではなく、「地域で支え合って続ける場所」として成長できれば、モデルケースとして他地域での展開に希望が見いだせるかもしれません。
ぎゅーとら TRY mart.鳥羽一丁目店の情報


- 店舗名:ぎゅーとら TRY mart.鳥羽一丁目店
- 所在地:〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1丁目1−10(旧ファミリーマート跡/すし梅さんの道を挟んで前)
- 営業時間:10:00〜18:00
- 定休日:日曜日
- 支払方法:現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済対応
- 駐車場:2台分
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