「おてつたび」が描く未来の地域と旅のかたち カンブリア宮殿で観た永岡代表の想い

先日、テレビ東京の経済番組『カンブリア宮殿』で、おてつたび代表・永岡里菜さんの回を視聴しました。放送自体は2025年5月1日で、事前にチェックしていたのですが、僕は少し遅れてテレ東アプリで視聴しました。

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三重県尾鷲市が育んだ原体験が永岡代表に宿っている

便石山から望む 尾鷲市街の様子

「おてつたび」の原点となっているのが、祖父母の家がある尾鷲(おわせ)市で過ごした永岡代表自身の体験です。番組では尾鷲市を「帰りたくないと思うほど大好きな場所」と語り、過ごした時間に対する特別な想いが印象的でした。

僕も南伊勢町に祖父母の家がありますので、「田舎に帰ってきたときの心地よさ」という永岡代表の思い出には、とても共感する部分がありました。また、番組を観ながら、奈良に住む従兄弟が祖父母の家を「とても落ち着く場所」と話していたことも思い出しました。

おてつたびは「三方よし」の旅を実現している

おてつたびのサービスは、旅人・事業者・地域、三方すべてが幸せになる「三方よし」を掲げています。旅人は地域での短期の仕事を通して、新しい場所や人と出会い、事業者は人手不足の解消や交流を得て、地域は人の流れと関心を生み出す。そんな三方よしのウィンウィンウィンな関係が築かれる仕組みです。永岡代表の言葉からは、どこが欠けてもいけないという強い意志が感じられました。

幅広い層が利用 50代以上は何と27%!

利用者は若者中心かと思いきや、番組では50代以上の利用者が27%を占めるというデータが紹介されていました。「定年後の新しい働き方」や「旅の楽しみ」としてもおてつたびが活用されていることを知り、年齢を重ねても挑戦できる選択肢があることに、とても心強さを感じます。

伊勢志摩や三重県各地にも、「おてつたび」がもっと広がってほしい

カンブリア宮殿には伊勢市の経営者 伊勢角屋麦酒の鈴木社長も出演されたばかりで、尾鷲市に縁のある永岡社長が続いたことが、地元民として誇らしく嬉しいです。

僕はまだ「おてつたび」を実際に体験したことはありませんが、実は3年前くらいに登録は済ませています。これを機に、まずは1度利用してみたい、そう背中を押されるような番組の内容でした。三重県や地方の未来にとって、おてつたびのような仕組みが果たす役割は大きいはず。旅をする側としてはもちろん、事業者さんが「おてつたび」のようなサービスを積極的に活用できるようにサポートするようなこともしていきたいな、と思いました。

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