ー首を寝違えたので銭湯でも行こうかなと、ふとAIに聞いてみたら冷やしなさいと諭されました。
そんなAIとのやりとりが当たり前となっている日常風景。今回は日常でAIを活用している主な内容を綴っていきます。ぜひ、ご参考にしてください。
日常的な使い方は「優秀な秘書」 音声で質問すると便利


AIを使い始めて、まず定着しているのは「日々感じる疑問を気軽に質問する」ことです。例えば「昔の電球に虫が寄ってきたのはなぜ?紫外線が関係しているの?」といった疑問を抱きました。ふとした興味関心を深掘りしたい、だけど検索で答えにたどり着くには時間がかかります。そんな時に、ChatGPTなら「音声で質問 → 返答 → さらに質問」というラリー形式で、自分の中にスッと理解が落ちてくる。どんどん進化しているAIの返答精度に感動を覚えます。
今では、ChatGPTを「とりあえず何でも聞いてみる、優秀な秘書兼ブレスト相手」として活用しています。
相談相手はAI?とても頼もしい何でもパートナー


日常の中で、ChatGPTに相談して投げかけるテーマはさまざまです。
具体的なエピソードとしては、ある朝起きたら首が痛くて、「寝違えたかな?」と思い、銭湯でも行ってこようかなと思いました。でも、ふと対処は銭湯で良いのだろうかと感じてChatGPTに相談してみたところ、「その症状であれば、冷やすほうがいいですよ」と返ってきました。なるほど、と思いタオルで保冷剤を巻いて首を冷やしてみたら…確かに、楽になりました。
他にも、
- 目元のかゆみの原因と対策は?
- 食事内容を伝えて栄養バランスをチェックしてほしい
- 税金や契約書の要点を整理してほしい(PDFを読み込ませて活用)
など、身近なことにAIが役立ってくれるシーンは多岐にわたります。活用しない手はありません。
ブログやSNS発信も、今ではAIが良きパートナーに


私は普段からインタビュー記事を書いたり、SNSやブログで発信したりしています。AIが特に役立っているのは、音声メモの文字起こしや要約です。
録音したインタビュー音源は、パソコン内で稼働するAIツールで文字を起こし、AIに読み込ませて素案として内容をまとめてもらっています。まとめられた内容を整え、表現や構成を編集しながら記事へと仕上げていき、仮仕上げ後はAIが校正。誤字脱字などを指摘して、最終原稿へと仕上げます。もちろん、AIに文字起こし情報を読み込ませる際は個人情報に配慮して、不必要な箇所は必ず削除します。
数年前までは録音した音声をGoogleドキュメントで音声入力して文字起こしをしていました。文字起こしという点では、AIの登場でとても助かっています。編集作業に関しては、現時点ではまだまだ時間がかかっていますが、プロンプト(質問文)をもっと細かく設定していくことで、最終的に仕上げたい精度は上げられると考えています。
情報を深掘って分析したい時は「ディープリサーチ」


最近、「伊勢志摩のインバウンド事情」「伊勢市の人口減少と未来」といったテーマを調べる際に、ChatGPTの「ディープリサーチ」機能を使いました。
AIを活用する際に一つポイントとしては、プロンプト(質問文)を作る段階からAIに相談すること。「こういうテーマを調べたいんだけど、どんな視点で深掘りしたらいい?」と投げかけると、視点の切り口を整理し、質問の順番まで考えてくれるので、とても心強いですね。
AIで、まだ描いていない未来や空想を画像生成




私はまだまだ活用ができていませんが、画像生成も少なからず試しています。例えば、「伊勢志摩で未来にこんなイベントがあったら…」という空想をイラストにし、プレゼン資料に組み込むことで聴講者に具体的なイメージを持ってもらえます。画像生成によって、伝え方の幅が確実に広がったと感じています
まとめ:AIと、ちょうどいい距離感で暮らす
ChatGPTを活用していて思うのは、まずは「ちょっと頼れる相談相手」くらいの距離感で試してみると良い
精度はどんどん向上していて、回答には納得感があります。一方で大切なのは、AIの回答に対して疑問を抱いたら「それってこういう意味?◯◯と矛盾しませんか?」と深堀りすることです。そうすれば、疑問を解消できたり、ぼやっとした考えを整理したりする、アイデアのヒントをくれたりする頼れる存在としてAIが手放せなくなります。
最近、こうしたAI活用の日常の気づきや使い方を、もっと多くの人に知ってもらえたらと常々思い始めています。もし本記事を読んで「ちょっと使ってみようかな」と感じてもらえたら、嬉しいです。まだ、構想段階ですが「AIとの付き合い方」を一緒に体験できるような小さなセミナーやワークショップを開いて、身近に役立つ実例を共有していきたいと考えています。スマホに向かって話しかけるだけで、日常の楽しみが広がり、便利になる。AIは特別な人のものではなく、誰もが生活の中で少しずつ取り入れられるツールとして当たり前となる未来を、サポートしていきたいです。
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