守りたいサウナマナー 身体を拭き、タオルを絞ること

主にサウナを目的に近くの銭湯によく出かけています。サウナの頻度は週1程度で、身体はもちろん脳をリセットさせるというような意識を持っています。サウナは若者からお年寄りまで幅広い年代の方が利用されています。サウナ室や水風呂にいると色んな人の行動が目に入ってきます。MYサウナハットとMYサウナマット、サウナ用時計をしている玄人から、暑い!と初めてサウナに入る若者まで十人十色です。

そんなサウナを利用している中で、個人的に目に付いて気になっているのが「サウナへの入り方」です。

目次

サウナ室に入る前に身体を拭かないことのデメリット

正しくは「ドライサウナへの入り方」になります。サウナ室に入る前に身体を拭かないことで、どんなデメリットが生じるか…思いつく限り挙げてみます。

  1. 身体の芯が温まらない
  2. サウナ室の温度を下げてしまう
  3. 蒸発した水滴がサウナ室に広がる

などなど。順番にみていきましょう。

身体の芯が温まらない

サウナに入って目指すのは、身体の芯まで温まること。芯まで温まるからこそ、その後の水風呂と外気浴の気持ちよさがあります。

身体を拭かずにサウナに入ると、言わずもがな水滴が体表についた状態です。そんな状態でサウナに入ると水滴が急激に温められ蒸発し、身体の外側が高温になってしまいます。サウナに入っているぞ!という気分は味わえますが、皮膚だけが熱いだけで芯は全然温まっていないということは、サウナの効果を得られません。

サウナ室の温度を下げてしまう

サウナ室の温度は利用者みんなで維持せよ。

ドアの開閉はスムーズに。濡れタオルを持ち込まない。そして、身体を拭く。サウナの温度が下がってしまうと、自分はもちろん周りの人も「あれ、何だかぬるいな」とモヤモヤした気持ちがサウナ室に蔓延してしまいます。サウナ室の回転も悪くなり、混雑時には満員でベストポジションに座れない可能性も高くなりますので、サウナ室の温度は下げないに越したことはありません。

サウナ室の敷タオルを濡らしてしまう

よーし、1セット目!おっ、良い席が空いている。ラッキー♪という気分で腰をかけたら、敷タオルがベチャベチャでお尻が気持ち悪い…まさか、これは前の人の尋常じゃない汗!?いやぁぁ。

という状況はあまり想像したくないですよね。人気のサウナ席ポジションは取り合いなので、敷タオルが多少濡れていることはあります。しかし、異常に敷タオルがベチャベチャなのは汗ではないでしょう。水です。敷タオルがベチャベチャに濡れているのは、お尻が気持ち悪いだけでなく、結果的にサウナ室の温度低下にも繋がります。

サウナのご法度 タオル絞りのソナタ

最近は遭遇していませんが、ボイラーに水分を含んだ(汗を含んだ…)タオルを絞って、ジュワという音で蒸気をあげる謎の儀式をする方がいます。タオル絞った方の成分が蒸気となって我々に降り注ぐ…サウナ室にハルマゲドンが到来。冬のソナタのペ・ヨンジュンのようなポーズで蒸気を浴びれるのは、タオルを絞った本人だけです。絶対にやめてください。

サウナの正しい知識を学んで、皆で快適なサウナを楽しむ

いかがでしたか?サウナに入る前に身体を拭かないことをテーマにデメリットをまとめてきました。正直、サウナを利用していると心地よくて思考の余裕がなくなったり、アスリートみたいに身体を追い込んでしまう気持ちもわかります。今回、まとめた記事に共感いただけて、少しでもサウナ利用時に思い出してくれたらと思います。

サウナ知識を楽しく学べるオススメはyoutube動画 PIVOT【BODY SKILL SET】のサウナ会です。とても参考になる動画ですので、ぜひご覧ください。

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