iPhone15proから実装された充電を80%までに制限をかける機能が備わりました。
何でもバッテリーを長持ちさせるためには、
- バッテリー残量が20%を下回らないこと
- バッテリー充電を80%以上しないこと
がバッテリーを長持ちさせるポイントとのことです。
バッテリー充電の最適化の画面がこちら
上記の「上限80%」設定でiPhoneを充電ケーブルに繋ぐと、充電が80%で止まるようになります。メリットはバッテリーを長持ちさせられることに対して、デメリットは本来のiPhoneを使える20%充電がされないことです。ただ、使用感としては日常生活で特に困ることはないなという印象です。
Phone 15 Pro をフル充電した場合、バッテリーの持ち時間はビデオ再生で最大23時間、ビデオ再生(ストリーミング)で最大20時間と言われています。つまり、単純計算で80%充電ではビデオ再生が最大18.5時間、ビデオ再生(ストリーミング)で最大16時間です。
iPhone15proの充電状態 | ビデオ再生 | ビデオ再生(ストリーミング) |
---|---|---|
フル充電 | 最大23時間 | 最大18.4時間 |
80%充電 | 最大20時間 | 最大16時間 |
そもそも、iPhone15proの充電は何回で寿命を迎えるのか?
Gigazine「AppleがiPhone 15シリーズのバッテリーはフル充電サイクルを従来の2倍繰り返しても容量最大80%を維持できると発表」
Appleが2023年9月に発売されたiPhone 15シリーズのバッテリーについて、従来のiPhoneバッテリーで設定されている2倍の回数フル充電サイクルを繰り返しても、新品時と比較してバッテリー容量を最大80%維持できるように設計されていると発表しました。
https://gigazine.net/news/20240221-apple-iphone-15-batteries-longer-lifespan
上記の記事によると、Apple社はiPhone14シリーズまでのフル充電は500回繰り返しても80%のバッテリー容量を維持できることを保証していました。そして、iPhone15シリーズからはフル充電を1000回繰り返しても80%のバッテリー容量を維持できることを保証しています。つまり、バッテリーの持ちが2倍に。
iPhone15proを使用を始めてから約2ヶ月半が経過しましたが、現時点はバッテリーの最大容量を100%で維持できています。充電回数は72回となってて、基本は1日1回充電すると3年で1,095回に達します。効果の最終結果がわかる目安は2026年末頃でしょう。1000回に近づいていくまでにどのように変化していくのか、定期的に観察していきたいなと思っています。
ちなみにiPhone1回の充電でかかる電気代は何円かかるのか?を調べてみると、
https://www.cdedirect.co.jp/media/c1-electricity/c11-e-savings/1927/
「一回あたりの充電にかかる電気代は約0.4円という結果になりました。1カ月間(30日)、毎日1回充電した場合、電気代は約12円です。」とのこと。地理も積もればではあるものの、あまり気にしなくても良さそうです。